■継続コンプレックス、少し緩和
なにかと物事を継続することができないことが自分自身の最大のウィークポイントである。と、痛いほど認識しながらも、だからといってすぐには変われないのが人間。でも40代を迎えるにあたって、いつまでもこのままではいかん、というほど強く決断したわけでもないのですが、このPodcast『newnakanostories』はコツコツと月に約2回、継続して続けることができています。
それはひとえに、自分の好きなことや興味のあることだけを、それを理解してくれる・または理解してほしい友達に話している、というストレスゼロのプロジェクトだからだと思います。そして、ミカミくんがそれを楽しんで付き合ってくれるからであり、大変感謝しています。
Podcastはこれまで54回収録してきましたが、大体1回につきちょうど1時間くらいしゃべっています。ちょっと気になって分析してみたのですが、僕らの会話は、文字数にするとだいたい1分で300文字ぐらい。これを1時間(60分)に換算すると、18,000文字。54回分で、972,000文字。一般的な小説(単行本)の文字数が大体10万文字ぐらいですので、小説10冊分ぐらいの文字数はあります。だからどうした、といわれても返す言葉はありません。
私もミカミくんも40代のビジネスパーソンですので、現在の月2回ぐらいのペースがちょうど良いのは良いんですが、べつに毎日でも1時間ぐらいは話すことはあります。奥さんからも、『よくそんなに話すことあるね(おっさんなのに)』と半ば呆れにも似たほめ言葉をいただくことがありますが、これまで出ていただいたゲストの方も含め、けっこうみんな、話したいことはあるものだな、ということをこの活動を通じて改めて認識しました。
月2回のペース。そう考えていてふと、これは何かに似てるな・・・と思ったのですが、ブックオフへ通う頻度に似ています。ブックオフについても、同じ店舗へは本当は月2回ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思いますが、毎日行けといわれたらそれはそれで行けます。ただ、店側の回転が追いつかず、という点がネックにはなるでしょう。でも、行くたびに何らかの発見はある。いや、なんの発見もないときのほうが多いけれど、ただあの環境が好き。それだけのことなのだろうと思います。
話が逸れました。
常々、何とかしたいと思っていた継続コンプレックスですが、約2年間続けているPodcast活動のおかげで、少しは克服できたかな、というのが昨年から今年にかけての自分の中での成果です。これがバックボーンとなり、筋トレも継続できつつあるのかなと思います。
ときどき収録の中でも話していますが、とくに世間的にどうこうというのはなくても、このままコツコツとライフワークとして続けていければいいなと思います。本当に10年以上続いたとして、50代の自分が10年前の2018年に収録した回を聴きかえすとき、それはそれは楽しいだろうな、と思うのです。
・・・15分以上になりました。ノリノリで書けるときは別に15分を超えてもかまわない。というルールにします。(ま)