10代でやっておきたい100のこと
ま:makito
また本の話なんですが、『20代でやっておくべき100のこと』みたいな本ってありますよね。
み:mikami
あー。ありますね、よく。
ま:
そんなことを何も考えずに生きるから面白いのに。
み:
(笑)たしかにね。みんないろいろ言いますよね。
ま:
やっぱりどこかに、ガイド的なものがほしいっていう心理があるんでしょうね。誰しも。
み:
たとえば、『10代でやっておきたい・・・』的な本を書くとしたらどんなことを書きますか?
ま:
例えば『10代でやっておきたい100のこと』的な本を僕らが書くとしたら。そうですね・・・。
み:
まあ、「NIRVANAを聴いておけ」とかそういうことですかねぇ。
ま:
そうなりますね。
み:
あと、「27歳で死ねると思うな」とか。「そういうのを文字に起こすな」とか。
ま:
ああ、のちのち黒歴史になりますからね。
み:
マキト氏だったら何を伝えたいですか?10代に。
ま:
僕はですね、、、
「鼻歌で曲を作ったときに、それを録音したまま残しておくな」
ってことですかね。
み:
(笑)
ま:
「せめてギターとかである程度形にしてから残しておけ」と。
み:
言ってることはムチャクチャ分かるんですけど。
でもそれはどっちかというと美しい話じゃないですか。青春の。
ま:
あの、思いついた曲を忘れないように、ってやるでしょ。鼻歌の録音。
み:
やりますね。それはいいんじゃないですか?
ま:
ただね、そのテープが偶然に見つかって、それ(鼻歌)だとは思わずになんとなく聴いたときの絶望感みたいなものがあるんですよ。『ぅわーー!』って思うときがあるんです。
み:
まあ、でもそれはいい話のような。
ま:
じゃあいい方の話にしときましょうか。
み:
日記とか、当時のものって残しておきたくないですか?
ま:
うーん、日記をつける習慣ってなかったんですよね。
あ、ミカミくんやってましたよね、web日記。結構長いこと。
み:
そうそう。あれ、ちょうど一昨日かな、感想くれた人がいて。
「2013年で更新が終わってて残念です」って。
ま:
時代を超えてるじゃないですか(笑)
み:
そう。残しとくもんだなって。恥ずかしいですけどね、たまに青臭いこと書いてるんで。
ま:
酒の勢いで書いてたりね。
み:
まあ、あとから読むと面白いっちゃあ面白いんですけどね。
マキト氏とか、曲とかいっぱい残ってません?当時の。
ま:
いやそれ、ミカミくんもあると思うんですけど、昔作った曲をふっと思い出したときに、声が出るときないですか?『ゥワーーー!』って。
み:
恥ずかしくって、ってことですか?
ま:
そう。
み:
あー、僕はむちゃくちゃありますよ。
ま:
ありますよね、つい最近もありましたよ。
み:
つい最近(笑)
ま:
電車乗ってて思い出して、『ワーー!』ってなって。ほんとにマンガみたいに頭をブンブン振りましたもん。
み:
ありますね、大人になっても(笑)
ま:
あと、小声で『ちがうちがう。ちがう。』って言っちゃってましたね。その時。
み:
違わないですけどね(笑)
ま:
違わない。
み:
ああ、それでいうと昔、家族みんなでくつろいでるときに父親が居間に座ってて、突然『ああーー!!』とか言い出して。
どうしたの?って聞くと、『いや、なんでもない』って言うんですけど、今思うとなんか思い出してたんでしょうね。
ま:
思い出してたんでしょうね。みんなありますね、そういうこと。
み:
そういうことはあるけど、昔の曲とか日記とか、やっぱり残しておいたほうがいいですね。
そのときの自分の記録ですからね。
ま:
それはそうですね。
収録エピソード
【#037 ”does he walk alone?”】の 00:45:40 あたりで話している内容です。
