story
運動不足な30代後半にありがちな腰痛に悩まされる新中野の二人組。今回は、ブックオフ新中野店の今後、90’sUKロックのNo1イケメンことクーラ・シェイカー、田舎のロックキッズのための寓話『ロッキンオン・シンドローム』、ミリタリー古着との戦い、などなど盛りだくさんで少し長めに話しこんでいます。
cast
・makitoくん
・mikamiくん
talking about…
■ポッドキャストは未来への贈り物
■ブックオフ新中野店 70%オフへ突入
■ブックオフ閉店セールにおけるドルコスト平均法によるリスク分散
■クーラ・シェイカーの1stはインド曲で試される
■『ロッキンオン・シンドローム』(朗読)
■若い頃はミリタリー古着で失敗しがち
■仕事に行き詰ったらデッドストックの文房具
■今週の「もうgoodnightしたいもの」
■娘への音楽的英才教育
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参考資料
<クーラ・シェイカー>
ベスト1曲目賞を受賞の”Kula Shaker – Hey Dude”
試されるインド曲、”Kula Shaker – Govinda”
日本のティーンエイジ・ロックキッズには厳しいハードル。
…
<私小説『ロッキンオン・シンドローム』>
田舎の中高生が最新の海外ロック事情を知るためのテキストが Rockin’on しか存在しなかった時代がある。
少年たちは Rockin’on に紹介されているミュージシャンたちを一生懸命理解しようとする。
しかし、直前までB’zにしか触れていなかった少年たちは、時として高い壁に激突することになる。NIRVANAなら、まだ大丈夫だろう。OASISも問題ない。
親しみやすいメロディーとかっこいいフロントマンがいるからだ。しかし、問題は SONIC YOUTH だ。
文句なしにかっこいいバンド名、NIRVANAも尊敬するという。
CDのジャケットもモダンだ。
早速少年たちは彼らの最新のCDを田舎のレコードショップで苦労して手に入れる。
これには想像を絶する努力が必要である。しかし、奇しくもタイミングが悪くその最新CDは、 実験的音楽要素の強い SONIC YOUTH がさらに実験色を強めていた時期のアルバム、『Experimental Jet Set, Trash & No Star』 であった。
少年は期待に胸を膨らませ、CDを聴くが、一曲目からさっぱり分からない。
いやいや、と思って2曲目を聴くが、まだ分からない。
曲を次々とスキップするが、なにも理解できないまま全14曲が終了する。少年は、このとき自分を責める。
Rockin’on に掲載されていたのだから都会で大人気のバンドに決まっている。
理解できないのは自分が悪いのだ。
自分の感性がまだまだモダンでないのだ。この現象を、『ロッキンオン・シンドローム』と呼ぶ。
少年達はその後も、Rockin’onでさまざまなバンドが紹介されるたびに、同じ苦しみを繰り返し、大人になっていく。
数年を経たころ、彼らはもう自分を責めることをしなくなる。
都会に出て、世間を知り、自分が思っている以上に人々の趣向が多様であることに気付く。そうして、ふと、若かった自分を思い出し、
『Experimental Jet Set, Trash & No Star』
を取り出し、聴いてみる。すこしの驚きを感じる。
一曲目、”Winner’s Blues” が意外なほど心に染み込むことに。
そしてタバコをくゆらせながら、自分は勝利者だろうか、と微笑む。
…
<Sonic Youth – Experimental Jet Set, Trash and No Star>
文句なしにカッコいいジャケット、そして試される実験的な曲たち。
…
<The La’s – There She Goes>
娘には毎週これを聴かせています。
…
<デッドストック文房具>
【文房具通信】
#005 で話題にあげたデッドストック文房具。また買ってしまいました。これを逃すとなかなか手に入らないと思うと、、、いい感じのデザインのノートと、クリップ。満足です。 pic.twitter.com/5JiSw1bCNa
— NewNakanoStories (@NewNakanoStorie) 2017年5月2日
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