[stacked books] 最近積んだ本(2021/2/20)





今回紹介する本

・『造物主(ライフメーカー)の掟 』ジェイムズ・P・ホーガン
・『だれが「本」を殺すのか』佐野 眞一
・『城』フランツ カフカ
・『天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 』野瀬 泰申

”本を紹介したいんだけど、どんどん積まれていく一方なので、読んでから感想を書くとだいぶん先になってしまうので、読んだときでなく、買ったときに『買った理由』を紹介する” というコーナーです。

『造物主(ライフメーカー)の掟 』ジェイムズ・P・ホーガン

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百万年の昔、故障を起こした異星の自動工場宇宙船が土星の衛星タイタンに着陸し、自動工場を建設し始めた。だが、衛星の資源を使って作った製品を母星に送り出すはずのロボットたちは、故障のため独自の進化の道をたどり始めたのだ。いまタイタンを訪れた地球人を見て、彼ら機械生物は……? ホーガンSFの真髄がここに!

『だれが「本」を殺すのか』佐野 眞一

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本が売れない―。相次ぐ出版社の倒産と書店の閉店。活字離れと少子化。毎日200点もの新刊が並ぶのに、「本」を取り巻く状況は、グーテンベルク以来の未曽有の危機に陥っている。果たして「本」を殺したのは誰なのか。書店、図書館、流通、出版社、あるいは著者…、その「事件」の犯人を割り出す、過酷な追跡が始まった。すべての関係者に隈なくあたった、渾身のルポルタージュ。

『城』フランツ カフカ

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ある冬の夜。Kという男が、どこともはっきりしないある村にたどり着く。Kは村の近くにある「城」から仕事を依頼された測量師だった。ところが「城」からはなんの連絡もない。村人は外来者Kに「城」への道を教えようとしない。「城」は厳然と存在するのに、Kはどうしてもそこへ到ることができない。やがてKは酒場で働く女と同棲することになるが……。20世紀文学に異彩を放つカフカの代表的迷宮世界。カフカと同じく惜しくも41歳の若さで世を去った優れたドイツ文学者、原田義人の名訳でおくる。

『天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 』野瀬 泰申

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あなたは天ぷらにソースをかけますか? 赤飯に甘納豆を入れますか? 「天かす」と呼びますか、「揚げ玉」ですか? お肉と言えばなんの肉ですか?――ネットで集めた厖大な情報分析は、驚きと発見の連続。実際に歩いて実証した東海道食文化の境界リポート付き。ちなみに和歌山県では80%以上がソース派、東京は10人に1人です。ニッポンは意外と広い!

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