[stacked books] 最近積んだ本(2021/2/14)




今回紹介する本

・『砂の女』安部 公房
・『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』小島 秀夫
・『獣の奏者 I闘蛇編』上橋菜穂子
・『物語論』木村 俊介
・『スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み 』野田 昌宏

 

”本を紹介したいんだけど、どんどん積まれていく一方なので、読んでから感想を書くとだいぶん先になってしまうので、読んだときでなく、買ったときに『買った理由』を紹介する” というコーナーです。

ブログ書くのがなかなか続かないので、今回から、一人で録音してポッドキャストとして配信することにしてみました。

『砂の女』安部 公房

410112115X

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める部落の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のなかに、人間存在の象徴的な姿を追求した書き下ろし長編。20数ヶ国語に翻訳された名作。

『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』小島 秀夫

4101016410

「メタルギアソリッド」シリーズ、『DEATH STRANDING』等を生んだ天才ゲームクリエイターの創作力は、本、映画、音楽への深い尊敬と情熱によって焚きつけられていた―。散文集『僕が愛したMEMEたち―いま必要なのは、人にエネルギーを与える物語』を再構成し改題。会社独立後から現在にいたるまでの想い、新作への意欲を新たに書き下ろした熱烈なる偏愛エッセイ。

『獣の奏者 I闘蛇編』上橋菜穂子

B00AJCM55W

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。

『物語論』木村 俊介

4062881292

インタビュアーとして各媒体で活躍する木村俊介。
本作では彼がいままで話を聞いてきた多くの人の中から「いろいろと模索しながらいまの時代ならではの物語を紡ぎ出している人たち」に焦点を当てて、彼らの言葉を丁寧に書き起こす。
村上春樹、島田雅彦、伊坂幸太郎、重松清、弘兼憲史、かわぐちかいじ、荒木飛呂彦、杉本博司……、各分野で活躍する17人の創作者が語るそれぞれの「物語論」。

『スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み 』野田 昌宏

4150304092

魅力的なキャラクターを創る方法とは、ストーリーの盛り上げかたは、作ったアイデア・カードの活用方法とは、といった創作の秘訣から、ホテルでのカンヅメの仕方、ライティング・デスクとチェアの選び方、さらにはSFプロ作家のワープロ・ソフト大公開まで、具体的な創作方法をわかりやすくおもしろく語り、星雲賞を受賞した文章読本を文庫化にあたりバージョンアップ。これを読めばあなたもプロ作家になれる。

タイトルとURLをコピーしました