[stacked books] 最近積んだ本(2020/12/12)

『わたしは怖いのです。つい先週までは搖り椅子の腰掛けあたりまでの高さだつた本の山が、今では天井のシヤンデリアに迫るやうな勢いなのです。夜通し起きて家中を見張つていても、いつたいいつそれが積まれてゐるのかさつぱりわからないのです。たゞ、わたしの記憶の奧にうつすらと、紺色の買い物袋を持つたわたしが玄關の姿見に映る光景だけが、何度も浮かんでは消えるのです。』 – newnakanostories

『アシモフの雑学コレクション』 アイザック・アシモフ 著、星新一 訳

ロボット三原則の生みの親、アシモフ先生が大量の雑学を教えてくれる作品。しかも翻訳は星新一先生。ということで買わずにいられない1冊。文量にして2~3行の雑学が大量に記述され、寝る前に読むのにもってこいの作品です。

  • 一人っ子で大統領になったものは、いない。(※当時)
  • 鳥の鳴き声は成鳥の鳴き声を聞いて覚える。ひなだけで育てると意味不明な鳴き声になる。
  • 映画「エクソシスト」の原作出版社は、ニューヨーク市の「666」ビルにあった。

などなど、いつか懐から繰り出すのが楽しみな雑学が多数収録されています。「実は〇〇は●●だ」という話が多くて面白いのですが、最近でいう『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』のような立ち位置の本だったのではないかと思いました。

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アメリカとソ連との間の距離はどのくらい?深海魚のいる湖は?開拓時代のカウボーイたちの死因で最も多かったのは?もと落ちこぼれの天才とは誰?ニュートンの数多くの発見の秘訣とは?答えは全部この本の中にあります。地球のことから動物、歴史、文学、天才、人の死にざままで、さまざまな分野から厳選して、驚きの世界にあなたを誘う不思議な事実の数々。

『旅に出ても古書店めぐり』 ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン

タイトルに「古本」とか「古書店」とか「図書館」とかのキーワードがついた文庫本は必ず買うようにしています。この作品も全く予備知識はなかったのですが、そのキーワードと趣のあるジャケットで即買いでした。

パラパラとめくっていて、この一文が心に染みました。

『何でも集めるのが好きなんだよ。本もたくさん集めた。どっかで読んだが、なんでも三つ以上持っていたらコレクターなんだってさ。だから、三つ以上は何も持たないようにしてるんだが。』

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わたしたち夫婦の古書熱は冷めたかって?とんでもない。古書・稀覯本の世界は、奥深く魅力的な謎に満ちているのですから。ボストンの古書市、稀覯本収集で有名な博物館見学、ミステリ専門書店訪問、アメリカ探偵作家クラブ賞授賞式、サザビーズのオークション…古書があるかぎり、わたしたちの旅は終わりそうにありません。『古書店めぐりは夫婦で』に続き、古書へのあふれる愛情をウィットに富んだ筆致で綴る第2弾。

まだまだ積んでいますので、またご紹介します。

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